ひらがなの書き順はこう覚える!小学1年生でもわかる覚え方

正しい書き順でひらがなを書こう

小学生になる前にひらがなくらいは書けたほうが良いかな。

そう考えて就学前からひらがなの学習を始めた場合の弊害の例として、実際に学校の先生からお聞きしたのが、ひらがなの書き順を間違えて覚えてしまうという問題です。

「正しい書き順でひらがなを教える」ことよりも「間違えて覚えた書き順を矯正する」ことのほうがだいぶ難しいため、間違えた書き順で覚えるくらいなら、覚えないままで入学してもらいたい。というのがその先生のご意見でした。

一度間違えて覚えてしまったものを矯正するのはなかなか手間がかかります。日本人なら一生使う「ひらがな」。できるだけ早い段階で正しい書き順をマスターさせてあげたいですよね。


ひらがなの正しい書き順を覚えさせるコツ

ひらがなの形には流れがあります。
その流れにそって説明してあげると、目からの記憶と耳からの記憶で、書き順を覚えるのがラクになります。

子供の記憶に残るように、時には面白い表現なども織り交ぜつつ、ものの形に例えたりもしながら、ひらがなの一画一画の形について説明してあげると子供たちは理解しやすいようです。

「『の』は、全体が、マス目いっぱいに元気なまぁるい形になるように書くとかっこいいよ〜」というような感じです。^ ^

時には鉛筆を運ぶ際のスピードのことなどにも触れるとさらに表現が豊かに、正しく書けるようになります。

例えば、「はらい」は、丁寧にゆっくり書くときれいにはらえません。「この最後の部分はすうっとカーブしてきて、しゅっと終わるんだよ」我が家では子供たちにひらがなを教えるときにそんな説明をしていました。

言葉だけで聞くとわかりづらいかもしれませんが、実際に書きながら見せてあげると子供は理解しやすいようでした。

「はらい」があるひらがなはそれで文字の書き順としては終わりになることがほとんどですので、「しゅっとして終わる」という伝え方が、かたちや筆の運びだけでなく、実は書き順の覚え方にも関わっています。

とりあえず覚えたら、後は繰り返し書くことでその記憶が強化されます。ですが、子供の場合は繰り返す書くときに途中から間違えて記憶してしまうこともあります。

ですので、毎日見守る必要はないかもしれませんが、時々、すべてのひらがなを書いてもらって書き順をチェックしてあげると安心です。

書き順を間違える子が多いひらがなはこれ!

横の線と縦の線が交差する場合は、基本的には横の線が先に来ることが多いため、ひらがなを一通り書いていくと、その基本は自然と覚えられます。

それを自然に覚えるのは、同じ条件のひらがながいくつもあるため、ひらがなを一通り書いたときにその動作を繰り返しているから記憶が強化されるのです。

ですので、覚えづらい書き順のひらがなであっても、結局は繰り返し書くことで覚えられます

特に書き順を間違えやすいひらがなは「」「」「」あたりがあるかと思います。個人的には「ふ」あたりも間違えやすいかと思ったのですが、「ふ」は文字の形に流れがあるせいか、我が子たちに説明したときも書き順は比較的すぐに覚えました。

「も」は先日、私が参加したWeb系の勉強会で、説明してくださっている先生が書き順を間違えていたたのが印象的でした。笑
大人でも意外と間違って覚えてしまっている方がいるみたいです。

クセになる前に矯正!一度すべてのひらがなをチェック

ひらがなをすべて覚えているお子さんなら、目の前で紙に書いてもらって書き順をチェックするのが良いと思います。

うちの子は大丈夫!前にちゃんと教えたから!と思っていると、意外と間違えていたりしてびっくりしますよ。<うちの話です。笑

一通り書いてもらって間違いがなければそれで良いし、もし間違っている文字があったら、10回正しい書き順で書いてもらうと良いと思います。

そして、数時間後とかにまた数回書いてもらえば、子供であればすぐに矯正できると思います。

繰り返しは重要ですが、ただひたすら書くと飽きるので、時間をあけてから、再度やるという記憶の強化を使うのがおすすめです。

まとめ

日本語の文字はひらがなでも漢字でも文字のかたちに流れがあります。その流れにそった正しい書き順で書くことで美しい文字になります。

小学校の3年生からは書道が始まります。その時に、書き順を正しく覚えていないと書道で美しい文字を書くことはまずできません。

「ひらがなを正しい書き順できれいに書く」ことに喜びを感じるようにしてあげれば子供は勝手にがんばります。

喜びを感じてもらうためには、がんばった子をいっぱい褒めてあげることだと思います。

そして、おだやかな気持ちで、ちゃんと子供を見て、良いところやがんばりを褒めるためには、まず親が気持ちに余裕を持つことが大切だと思います。

ひらがなの書き順を心配する時期なんて、子育ての中のほんの一瞬の時間しかありません。矯正はそんなに難しくありませんから、怒る必要もありません。

就学前の子などは、書き順は間違えるし、鏡文字になったりもします。きちんとつきあってあげれば間違いはすぐに矯正できますから、子供の間違いも楽しみながら、子供たちが書き順を覚えていく過程も楽めるとステキなんじゃないかと思います。^ ^

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