スタディサプリを不登校気味の我が子の自宅学習に使ってみました

このblogを何度かご覧いただいた方はご存知かと思いますが、我が家には不登校気味の小学生がいます。

学校が大嫌いで教室に入れないのに、IQが低くないせいか特に発達障害等の病名はついていない、いわゆるグレーゾーンの子です。

毎朝私が小学校まで送り、今現在は保健室登校はしてはいますが、授業は半分くらいしか出られていません。

不登校児を子に持つ多くの親の心配事は、授業への遅れや学力の低下だと思います。（個人的には体力の低下についてもかなり心配していますが…。）

授業の遅れを自宅学習でサポートしてあげたいけど、私は平日は仕事があります。

おじいちゃんおばあちゃんなど他の大人も近くにいないためお手伝いをお願いできないので、ある程度子供自身にまかせられる自宅学習の方法をさがしていました。

いくつか試してみた結果、今のところスタディサプリがかなり良いようですので、参考までに我が家の不登校気味の子供の自宅学習についてお伝えしたいと思います。

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「スタディサプリがかなり良いようです」と言える理由は、始めてみてから2週間、少しずつでも毎日やれているという点です。

普段は公文の宿題もなかなか手をつけずに、宿題が終わらないまま行くこともあるような子なので、少しずつでも毎日続けられたことが素晴らしいと思います。

こちらの記事でふれていますが、スタディサプリ小学講座にはサプモンというモンスターを育てるゲームが付属していて、うちの子にはこれがかなり合っていたようです。

モンスターを育てたいがために、最初の数日はかなり長時間問題を解きまくっていました。

携帯やタブレット、PCなどいろいろな端末でできるスタディサプリですが、我が家の不登校児さんはPCでやっています。

「そんなに長くパソコンばっかりいじってるのも良くないからそろそろやめなさいよ」と私が何度か注意したくらいスタディサプリ漬け。

それ以降は、問題を解くのも良いけど講義動画を見てほしいので、毎日私が「今日はこの動画を見てね」と指定することで、途中少し飽きていることがあるかもしれないものの、一応は講義動画を閲覧して問題を解いています。

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ちゃんと記憶できる構成！動画を見たら問題を解く

スタディサプリの講義動画の構成は、例えば上の画像のような感じです。

画像上部に「1ー2ー3ー4ー問題」という表示があるのが見えるでしょうか？1回の授業が4つのチャプターに分かれていて、その後、その授業の中で学んだことについて問題を解くという構成です。

1つの授業に対するチャプター数は3〜5程度と数がすべて統一されているわけではないようですが、最後に「問題」がついている構成はすべて一緒です。

ですので、「今日はこの講義動画」と決めてしまえば、途中で少し飽きたとしても、とにかくそれを見ます。そしてその後に問題を解いて、閲覧した動画の内容をしっかりと記憶させてくれます。

また、問題はやり直しもできますので、一度やって間違いが多かった場合は、次の日に問題だけ再度解いてみると、さらにしっかりと覚えられると思います。

学校の授業でも、「説明をしてから問題を解かせる」という構成は一緒だと思いますが、動画の良いところは、飽きてきたら2倍速にもできちゃうところ。

そしてスタディサプリの講師陣はみなさん上手な方ばかりなので、そういう点でも安心感があります。

不登校気味になって授業に出られないと、どうしても理解できていないまま過ぎてしまう科目が出てきてしまうのですが、これで補えるならかなり助かります。

学校が苦手でもお友達と遊ぶのは好きな、我が家の不登校児。

ひととコミュニケーションをとれる時間は大切なので習い事もしていますが、スタディサプリは12ヶ月一括払いで9800円。この低価格で学習補助として活用できるのはかなり良いと思います。

始めたときは、もし合わなければ無料体験だけでやめても良いと思っていたのですが、思いのほか楽しみつつ続けられそうだったので、月払いだったのを12ヶ月一括払いに切り替えて続けています。

今日もがんばったね！保護者用サポートWebで学習内容を確認

我が家のように、保護者が仕事をしていて、子供の放課後の自宅学習にスタディサプリを検討するおうちはたくさんあると思います。

そこで問題になるのは、親が見ていない状態で子供がちゃんと勉強をするのかということ。

学校が終わった後の時間に少しでも勉強して、遅れを取り戻しておいて欲しいから、我が家ではスタディサプリのどの講義動画を見るのかを指定して、がんばってもらっています。

ですが、全部は見ていない日もあります。

「見たの？」と聞くと「見た」と答えますが、保護者用のサポートWebページから確認すると、動画の閲覧時間が25分だったり…。1.5倍速にしても25分では授業すべては見終わらないはず。

ということは、途中まではがんばって見たのに、途中からはちょっと飽きて飛ばしたりした可能性が考えられます。

それでも問題をちゃんと解いてがんばっている日は良いことにしていますが、サポートWebから確認して、「今日はちょっと適当すぎるかな」と思う日には声をかけています。

子供がどの部分をどれくらいやったのかときちんと確認できるサポートWebは、こういうときにありがたいなと思います。

そしてその日に指定した分を終わらせてあるのかを夜に確認して、翌日にやる部分の動画を夜のうちに開いておいてあげれば、翌日子供はどの動画を見て問題を解くだけです。

子供の学習をスムーズにし、学校の授業に効率的に役立てるために、時間があるときに子供と話し合って、今学校でどの単元をどれくらいやっているのかを確認しておくのも良いと思います。

スタディサプリなら親が付き合わなくても学校の授業の予習ができますし、テストの出来がイマイチなときには、その単元の復習に使用することもできます。

また、過去にやった部分の基礎がしっかりできていないと思ったら、1学年下の授業を見せることもできるので、しっかりと学習を定着させるためにも効果的だと思います。

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まとめ

平成28年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果によると、日本の不登校の小学生は2017年で5万人近く存在します。

学校に行くことだけが素晴らしいのかどうかはわかりませんが、学習に遅れができたり、そのことによって自分に自信が持てなくなったりするのは避けたい。

国の政策として子供の教育に力を入れなかった時期があると、その子たちが大人になるくらいの時期に治安が悪くなるというのは、私でも知っているお話です。

教育や学力が重要なのではなく、それが伸ばされずに過ぎることによって、人間の気持ちが少しささくれだってしまったり、投げやりになってしまうのかもしれません。

投げ出すことや諦めることに慣れてしまう前に、学校が苦手でも、家でできることをしてあげたいと思います。

みなさんのおうちでも、スタディサプリを効果的に使って、お子さんのやる気や自信を育てることにつながりますように！