簡単な教え方が知りたい!小学6年生の算数「速度」の問題の解説法

小学6年生-速度の説明

小学校6年生になると、算数がだんだんわかりづらくなってきますね…。うちの子も苦戦し始めました。

ひとつひとつ積み重ねて考えていけば解けるとは思いますが、きちんと頭で理解する前に公式や解き方を説明されると、その方法じゃないといけないと思ってしまうようで、理解が浅くなりがちなように感じます。

最近は小学校で「速度(速さ)」の学習が始まったようで、公式が出てくる分、それを使うことを考えすぎてよくわからなくなっている部分があるようです。


速度の問題は公式よりも理屈で考えるとわかりやすい!

速さ = 距離 ÷ 時間

速度の学習になると出てくる公式です。これをすんなりと覚えられる子はそれはそれで良いですが、中には、文章問題などで少しひねってある問題に出くわすと混乱してしまう子もいます。<うちの子です。笑

大人から見ると単純なのですが、これをただ公式としてとらえ、数字を当てはめて問題を解いていくことだけを考えるよりも、理屈で説明してあげたほうが理解しやすい場合もあります。

まず「速さ」というものの概念を説明してみます。

一定のスピードで進んだ場合に、単位時間あたりで進める距離

例えば、時速60kmは、単位時間が「1時間」で、1時間の間に進む距離が60kmということです。

なので、同じスピードを時速から分速になおす場合は、単位時間「1分」で進む距離になりますので、時速を60で割ると分速を出すことができます。

1時間に60km進むのであれば、1分間にはその1/60しか進めないことになるので、分速は1kmということになります。

理屈を踏まえた上で公式を活用すれば理解が深まる!

この理屈を踏まえた上で公式を考えていくと問題を解きやすいのではないかと思います。

例題:12kmの道のりを15分で移動した場合の分速は?

「分速」は1分間に進んだ距離。12kmという距離を15分かけて移動しているので、分速を出すためには進んだ距離を分で割るだけ。下の図のような考え方をするとわかりやすいかと思います。

小学6年生-速度の説明

ではこの答えの分速を時速になおすとしたらどうなるでしょうか。

分速が1分間に進む距離ですので、1時間(60分間)だとその60倍の距離を進むことができます。よって下の式で時速を出すことができます。

0.8(分速)× 60 = 48  時速48km

実際の問題を解くことで理解を深める!

速度(速さ)の学習を理屈で理解できたら、あとは覚えたことをしっかり定着させるために問題を解くのがおすすめです。

解説だけで「今日はここまで!」としてしまうよりも、理解できたタイミングで問題を解くことで、さらに記憶を定着させて理解を深めることができると思います。

お子さんによっては説明を理解するだけで疲れてしまう子もいるかもしれませんが、ここでがんばって1問でも良いので問題を解いてもらうと良いと思います。

無料ダウンロードできる問題プリントを用意しましたので、お子さんに解説してあげた後にお役立ていただけると良いかと思います。^ ^

速度(速さ)の学習|問題プリント無料ダウンロード

Download」をクリックしてください。

6年生-速度1

まとめ

小学6年生の速度の学習の基礎についてまとめてみました。

我が家でも6年生の子供と一緒に学習を進めて、また何か気づいたことなどあれば追記していきたいと思います。

少しでもお役に立てる部分があれば幸いです。^ ^

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