友達が増えるかも!?子供のコミュニケーション能力を高めるための4つのポイント

コミュニケーション能力の向上

大人になっても人間関係に悩むことはありますが、子供が小学生になると、子供の人間関係のほうが心配になってくる時期があると思います。

元気な子を見て、「無邪気だなぁ」と眺めている自分の横で、知らない大人が「あの子は乱暴だね」と話すのと聞いてドキっとしたことがあります。

価値観の違い。受け取り方の違い。これは大人でも子供でもあることだと思います。

小学校に上がる前の子なら、ママが一緒にいて守ってあげることができるかもしれませんが、小学生になると子供は親から離れる時間がぐっと増えます。

少しでも安心して送り出せるように、子供のコミュニケーション能力を高めるためにできる工夫をまとめました。


1. コミュニケーション能力の基礎づくりはあいさつから

人とのコミュニケーションの一番簡単なものがあいさつだと思います。コミュニケーションについて調べていると、やはりこの部分を基本とする考え方はあるようです。

これは我が家の場合の話ですが、我が家の場合はコミュニケーション能力が一番低いのが、学校大嫌いな2番目の子です。

自分の気持ちを表現するのが苦手で、自分を出すのを恐れているように見えます。

話でも文章でも、自分の内側にあるものを表現するのが苦手なようですが、人と触れ合うのを避けていたら前に進むことはできないと思います。

まずはあいさつだけはしようねと声かけしています。

これは小さい頃から声かけしてきたことなので、小学校に入る前から習慣化されている、例えば習い事の場ではちゃんとあいさつしています。

どんな場所でも誰にでも、はっきりとあいさつできるようになることは、コミュニケーションをとる上でとても重要だと思います。

臆せずに人とあいさつできるようになってほしいと思います。

2. まず遊ぶ!子供同士でのやりとりを増やして経験値アップ

大人とお話するのが上手な子もいますし、それはそれでステキなんですが、子供は子供同士でのやりとりができたほうがコミュニケーション能力を高めやすいと思います。

いろいろ調べてみたのですが、子供同士でコミュニケーションをとることでしか高められない部分があるのだそうです。

大人が口出しするのは危険なことをしそうな場合だけにして、少しだけもめることがあっても、子供同士のやりとりを見守ってあげると良いそうです。

そういえば我が子が小学校に入学する前、子供同士がもめていることがありました。

育児初心者だった私はあわあわしていたのですが、上にお子さんがいるママから「意見が合わないことも良い勉強だから少しほうっておこう」と言われて目からうろこが落ちたことがありました。

子供に任せて口出ししない。という、触れないかたちでの、子供に対する信頼の表現にもなると思います。

3. コミュニケーション能力は「技術」ではなく「経験」

上の見出しは、コミュニケーション能力を高める方法について調べていたときに出会った言葉です。

コミュニケーション能力を高める方法を子供に学ばせる、くらいの気持ちでいましたが、よく考えたら学ぶものではないんですよね。

もちろん、学んで身につくことが世の中にはたくさんあると思いますが、コミュニケーション能力については、学びが補助になることはあっても、学びだけで得られることはないようです。

子供同士でたくさん遊ばせる以外にも、親の友達でも良いですし、地域のコミュニティでも良いですが、年代の違うひとたちと触れ合うことも重要だと思います。

いろんな場所に行って、いろんなひとがいることを知る。

そういう経験が視野を広げ、自分を客観視することにつながり、結果的にコミュニケーション能力を高めることにつながるのだそうです。

4. 親が察しすぎないで!本人の表現力を邪魔しない

これは子供の不登校について悩み、ソーシャルスキルトレーニングについての本を読んでいて出てきたことです。

ソーシャルスキルは「社会で生きるために必要な力」です。社会で生きるために一番重要なのは他人とコミュニケーションをとる力だと思います。

このスキルを磨いていくためには、周りの人たちが親切に察しすぎることがマイナスになってしまう場合があります。

考えてみれば当たり前ですよね。いつでも察してもらえるなら自分から自分の気持ちを表現するのは最小限で済んでしまうんですから。

身近な大人、親が、口下手だけどかわいい我が子の気持ちを一生懸命に察してあげようとするのはよくあることだと思っています。

なかなか気持ちを表現できない子に「こういうこと?」「ああいうこと?」といろんな言葉で質問して、なんとか気持ちを引き出そうとがんばっていたのを思い出します。

もちろん、気持ちを表現するためにふさわしい言葉が出てこない子供に、言葉の表現を教えるのは必要なことだと思います。

ただ、子供から発するのを待たずに、周りの大人たちが察しすぎてしまうことは、もしかしたら、子供から、唯一無二の表現が出てくる機会を奪ってしまっているのかもしれません。

まとめ

子育てとは関係ないのですが、読んでいたメルマガにたまたま出てきた言葉が大変印象的だったので転載しておきます。

「私たちの生きている意味の半分かそれ以上は、言葉を持っていてその言葉で他の人と繋がれるということなのです。」

言葉や文章表現が人間の内側にあるものを表現する一番簡単な方法です。

絵が得意なひとは絵で表現もできますし、ダンスなどの動きで内面を表現したり、音楽で表現するひともいるでしょう。

でも、すべてのひとが使える表現方法は、言葉を使った表現なのだと思います。

そして、その「言葉」を活かすのが、コミュニケーションなのだと思います。

コミュニケーション能力を少しでも高めることが、生きて、自分という人間を表現することにつながるのではないでしょうか。

子供たちが素直に自分というものを表現できるよう、応援していけたらステキですよね。

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