数ある通信教材の中でも難しいという評判があるZ会ですが、中学受験を考えるおうちに選ばれることが多いようです。
実際に私のママ友の中にも、子供が小学校に入る前からZ会をやらせているおうちがありました。
後になって、子供が未就学児のうちから既に中学受験を視野に入れていたのだということがわかりました。
だいぶ小さいうちから子供自身の将来の可能性について本人たちと話し、そのママさんのお子さんは、小学校低学年のうちに中学受験をするという意志を持っていました。
今回は、Z会小学生向けコースの受講のみで、塾などに行かずに中学受験できるのかについて調べ、まとめてみました。
Z会中学受験コースのみで合格できる可能性は!?
お子さんがZ会の中学受験コースを現在受講中のママや、過去にZ会を受講しながら中学受験に挑んだおうちの方からの、評判や口コミを集めてみました。
Z会のみで中学受験合格は可能と考えていらっしゃるおうちが多いようでしたが、実際に受験を経験したおうちではそれ以外にも何かしら対策を考えて受験対策を進めた場合が多いようです。
ただし、中学受験のための教材としてはかなり評判が良いようです。3年生から6年生までが中学受験コースですので、その間、できるだけ早めの段階で試してみて、もし合わないようなら別の対策を考えるという方法が良いような気がします。
Z会の中学受験コースの資料請求はこちらからできます。Z会の教材+α!何をプラスしたら中学受験に合格できるか
Z会のみでの中学受験合格について調べてみると、上の項目にもあるように、「合格は可能」という意見が結構ありました。
ただし、合格への道のりはそれなりに厳しいようです。
もちろん希望する学校の偏差値や、お子さん自身のやる気やモチベーション、親がどこまでフォローできるかなどによるようですが、受験経験者のママたちからのZ会の教材への信頼度はかなり高いようでした。
Z会の教材が中学受験向きで、内容もしっかりしたものであることは、調べていて伝わってきます。
では、教材の良さに、あと何をプラスしたら合格への道が開けるのでしょうか。
まずこれがないと勝ち抜けません!本人の意志の力
いろいろなところで目にしたのは、そもそも中学受験は、子供本人の気持ちがしっかり固まっていないと難しいというお話です。
小学生の毎日の生活って結構忙しいです。特に高学年にもなると6時間まで学校がある日がふつうで、さらにクラブなどの活動で7時間になる日もあります。
そんな中で、学校の学習とは少し趣が違う、受験用の学習を続けていくことはとても大変なことだと思います。
その時に本人の意志がしっかりと中学受験のほうを向いていなかったら、いくら親が躍起になっても続けていくことは難しいのではないでしょうか。
お子さんの気持ちに少しでも弱い部分があるなと思ったら、親子でしっかりと、なんのために受験をするのか、将来に対してどんなビジョンを持つのかなど、納得いくまで話し合ってみてはいかがでしょうか。
教えるところまでおまかせ!Z会進学教室
調べていると教材のお話が多く、その質への信頼の高さはすばらしいなと思ったのですが、実はZ会には通信教材だけでなく、「Z会進学教室」というものがあるのをご存知ですか?
教材の話題が多くて、実際に「Z会進学教室」に通われた方のお話は少なかったのですが、評判はとても良いようです。
通って合格された方のお話があったので口コミをのせておきます。
テキストは通信教材のものと少し違うものになったという口コミも見かけました。通信教材のほうはZ会オリジナル、進学教室のほうは四谷大塚と共同開発ということのようです。
家庭で親がしっかり見てあげられるなら、確かに通塾の移動時間を勉強に当てたほうが効率は良いかもしれません。
ただ、これに対しては、親が子供に本気で勉強を教えていくと、バトルになってしまって難しいというお話も見かけましたので、実際にできるご家庭は少ないのかもしれません。
親ががっちりサポート!家庭学習で子供をフォロー
Z会の通信教材のみでの中学受験合格は可能だろうというお話は数多く見ましたが、実際にそれを実行されたおうちは少ないようです。
教材と親のフォローだけでいく場合は、親子ともに強い意志が必要になりますし、塾には通わないにしても模試や夏期講習は活用したほうが良いという意見を見かけました。
家庭だけで受験を完結させようとした場合にはハードルがいくつかあると思います。まず、親子で本気で勉強するというのがなかなか難しいという点。
それ以外にも、周りにがんばっている子の存在がないことから、競う気持ちも芽生えませんし、他の子のがんばりを見る機会もありません。
また、親のほうも、受験勉強の教え方について相談できる相手も少ないかと思いますし、中学受験に関する最新の情報を得るためには自分からどんどん調べていかなくてはなりません。
もしどうしても教材と親のフォローのみでなんとかしたい場合には、受験仲間をさがしたり、受験に関する情報をしっかり入手できるようなネットワークを得たり、相談できる相手を見つけておくと良いかもしれません。
まとめ
Z会と中学受験について調べていて、まず一番感じたのは、中学受験を考える家庭は、かなり早い段階から自学時自習の習慣を子供につけているということです。
家庭学習はやるのが当たり前。それ以外にも塾や予備校、模試などいろいろな努力を当たり前にする。
そして本人や親の強い意志で受験を希望することが鍵なのだと思います。
受験勉強のために他のいろいろなことを調整して、親子でタッグを組んで合格に向けて努力していく姿勢がしっかりとできていることが重要だなと感じました。
強い心を育て、本人が満足できる結果に向けて、親としても最高のサポートしていきたいですよね。