受験生のインフルエンザ対策|絶対知っておきたい予防法!

受験生のインフルエンザ対策

年が明けると中学受験をする子たちにとっては正念場。インフルエンザにかかって、万全な状態で受けられないのはかなりかわいそうなことだと思います。

受験しないおうちであっても、我が子インフルエンザにもしもかかって、受験する子にうつしてしまったら…という不安もあります。

今回は、家庭学習のお話からは少しそれますが、インフルエンザ対策についてまとめます。


インフルエンザ予防と対策のためにできること

まず、よく言われるのが湿度です。インフルエンザのウイルスは温度が低くて乾燥した状態を好みます。そのため、加湿することでウイルスの活動をおさえることができるのです。

マスクの着用は、マスクの繊維よりも菌やウイルスのほうが小さいからあまり意味がないという話も聞きますが、のどや鼻を乾燥させないことで予防効果があります。

また、菌と違ってウイルスは基本的に生きた細胞の中で増殖するものですから、インフルエンザに罹患したひとの飛沫が周りの人の手をつたって口や鼻から体内に入ることが主な感染経路ですが、口元が覆われていることでそれを予防できます。

そういう意味で、空気感染する病気と比べると、飛沫感染であるインフルエンザには手洗いが有効!手についたウイルスを洗い流すわけです。

アルコール消毒も有効です。ウイルスは菌ではないから消毒は意味がないという話も聞いたことがあるのですが、調べてみるとエタノールはインフルエンザウイルスに対して有効です。

手のひらをアルコールのウエットティッシュでふいたり、普段よく触る文房具や机などをこまめにふいたり消毒したりすることで感染経路を減らすことができます。

界面活性剤にもウイルスをやっつける力がありますので、衣類などについたウイルスは洗濯することで払拭することができるそうです。

うがいも有効です。インフルエンザウイルスは手についたものが口や鼻から体内に入ることが多いですが、それがのどの粘膜に付着することで罹患します。

ですので、ほんの少しついただけならしっかりとうがいをして洗い流すことでかんんリスクを下げることができるそうです。

普段から気をつけたい!感染しない体づくり

同じようにウイルスが体内に入ったとしても、栄養をしっかりとって体の調子を整えておくことでインフルエンザにかからずに済むそう。

朝ごはんをしっかりと食べたり、体を動かして健康で強い体づくりを心がけることで、インフルエンザだけでなく、他の病気も予防できます。

寒いからと外で遊びたがらない子供たち(うちの子です!)をなんとか説得して、予防対策をしつつも元気に遊んできてもらうことも大事ですね。

そして、体の調子を整えるためには睡眠も重要です。受験シーズンで学習することに時間をかけたくなる気持ちもわかりますが、睡眠時間が減ることで病気にかかる可能性が上がってしまいます

受験に向けた本人のやる気を認めつつも、できるだけしっかりとした睡眠をとるようにうながしたいですね。

クラスでインフルエンザの子が!何に気をつければいい?

インフルエンザにかかった子の持ち物や机からウイルスを持ち帰ってしまうのでは…そんな心配をする保護者の方もいます。

今では学校側でも、インフルエンザが一番増える1月〜2月には予防対策をしっかりしていて、我が子の学校では担任の先生がみんな1本ずつ消毒用のアルコールを教室に置いていました。

先生方もウイルスができるだけ付着しないように気をつかってくださっていると思いますが、やはりマメな手洗いうがいを習慣づけておきたいですね。

それと、意外に見落とすのが唇の乾燥!乾燥した自分の唇が気になって、つい手で触っている小学生も見かけます。

手で口に触れる回数が多ければ多いほど、感染のリスクは高まります。口をさわらないようにそっと声かけすることも大事ですが、リップクリームなどで唇を保湿してあげて、乾燥が気になる機会を減らしてあげることも必要かと思います。

インフルエンザウイルスの生存期間

近くにインフルエンザにかかった人がいる場合、ウイルスが散らばっている可能性はあります。ですが、子供同士でバイキンのように扱ってしまったりしたら、不運にもインフルエンザにかかってしまった子がかわいそうですよね。

インフルエンザウイルスの生存期間がわかっていれば、いたずらにおびえることを減らしてあげられるかもしれません。

インフルエンザウイルスは菌ではないので、生きている細胞の中で増殖します。ですので、ウイルス単体で生存し続けることはできません。

例えば飛沫が服などに付着した場合でも、飛沫はすぐに乾燥していきますが、乾燥したらすぐにウイルスが死滅するわけではないそうです。

服などに付着したインフルエンザウイルスは通常2〜8時間は感染の可能性があるそう。

そして、ドアノブのようなつるつるした面に付着したウイルスのほうが生存期間が長いそうで、24時間以上も生存し続ける可能性があるとのこと。

上の項目でも書いた通り、マメに拭き取ることや消毒することが大切ですね。

それと、手のひらも場合も生存期間が長いそうです。こちらも24時間以上生存し続ける可能性があるそうですが、これについては手洗いを行うことでリセットできます。

基本的には、ウイルスが付着したとしても、24時間以上たっていたら感染の可能性はほぼないと考えられるそうです。

1シーズンに流行るインフルエンザの型の種類

我が家では3人の子供たちが幼稚園に通っている頃、1シーズンに5回インフルエンザに感染した年がありました…。

その際に小児科の先生からうかがったのですが、ほぼ毎年、インフルエンザは3つくらいの型が流行るそうです。

確か我が家が感染した年は、A型が2種類とB型が1種類流行しました。子供ふたりがAとB両方にかかり、最後のひとりが片方の型にだけ感染したのでした。

そして、小児科の先生に、AとBにかかったなら、もう今年はインフルエンザにかかる可能性はありませんね!と言ってみたところ、A型に感染していても、別のA型には感染の可能性があるそうで、その年の患者さんの中には3つの型すべてに感染したひともいたそうです…。

大切な受験をひかえている場合などは特に、一度かかったからもう安心、なんて思って気を抜かないようにお気をつけください。

インフルエンザ対策の王道!ワクチンの有効性

これについては、感染を防止することはできないが、予防接種を受けておけば軽く済むといわれています。

実際の調査でも、高齢者の場合はインルエンザ感染による死亡リスクを、予防接種を受けておくことでかなり下げられるそうです。

ただ、我が家の実際の経験だと、同じように予防接種を受けて同じ型のインフルエンザに感染しても、軽く済む子と高熱が続く子がいました。

本人の体力や免疫機能によっても罹患した際の症状の出方にかなり差があると思いますので、予防接種だけでなく基本的な体づくりに気をつかってあげると良いかと思います。

ワクチンの効果が持続するのは3ヶ月〜5ヶ月程度と言われていますので、早めに予防接種を受けた年に、長くインフルエンザが流行した場合は、再度予防接種を受ける方もいるようです。

数年前に5月くらいまでインフルエンザが流行って、5月に学級閉鎖のクラスが出たことがありましたが、考えてみると予防接種を受けた子たちも効果が終わってしまっていたのかなと思います。

まとめ

インフルエンザ予防対策をまとめると以下のような感じになるかと思います。

  • 室内の湿度を補う
  • マスクを着用する
  • マメに手洗いをする
  • うがいをしっかりする
  • 手でさわる場所をアルコール消毒
  • 栄養と睡眠で健康で強い体づくりを心がける
  • 唇の乾燥にも気をつける

受験する子もしない子も、みんなで気をつけて、インフルエンザ罹患のリスクを下げられると良いですね。

そして、受験するおうちのお子さんたちが、万全の体調で本番にのぞめることをお祈りしています!

最後までお読みいただきありがとうございます。
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