そろそろ自粛期間が終わりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
小学生の子を持つ母である私も、仕事がリモートになり、日々家で子供たちに宿題などさせながら過ごしております。
会社のひととのオンライン会議に子供がちらちら出演してしまったりもしています。笑
我が家の小学生たちだいぶ長い期間自宅待機だったので、「これを機に小学校でもオンライン授業を導入するのでは!?」という期待をしていたのですが、そういった新しいシステムの導入はやはり大変なようで、まだ実現しなさそうです。
ですが、自粛期間開始から少し時間はかかったものの、公文でオンライン授業をしてくれるようになったのでその手順や感想などお伝えしたいと思います。
もちろんすべての公文が同じ対応をしているわけではないと思いますが、こんなふうに学習しているところもあるんだなーという参考にでもしていただければ。
公文のオンライン学習で使うツールは?
最初に連絡がきたときには、公文ともなるとオリジナルのツールを開発!?と思ったのですが、正解はzoomでした。
まぁ、とっつきやすいし、保護者も使ったことがあるひとが多いツールですよね。
そして、全体での話し合いができる他、個別のセッションなんかもできるツールなので採用しやすかったのかなと想像しています。
むしろ他のツールだとアクセスをまとめることが難しく、個々の先生方が自力で対応する部分が多くなりすぎるのかなという気もします。
セキュリティの問題も取り沙汰されましたが、公文のオンライン授業の連絡が来たのは、対策が取られた後くらいの時期でした。
先生方がテストアクセスの日を設けてくださって、アクセスの手順などを説明してもらいながら、実際に子供たちがパソコンでアクセスしました。
zoomが使える端末があれば…とのことだったのですが、子供の手元が映るようにしてほしいとのことなので、我が家の場合はノートパソコンでアクセスしました。
実際のオンライン授業がどう行われるか
毎回、オンライン授業がある日には、ルームの情報が保護者宛に送られてきます。
その情報をパソコン側で受けて、URLをクリックしてzoomのルームに入ります。
先生にご挨拶して、必要なお話があればそこでやりとりし、その後は個別の先生が待っているお部屋にご案内されます。
このあたりについては先生側の操作で、個別のやりとりができるところにアクセスさせてもらえます。
個別の先生=実際に学習を見てくださる担当の先生の画面にうつったら、先生とご挨拶して、すぐ学習がスタートします。
その時には、ノートパソコンの画面を閉じ気味にして、パソコンの前に公文の問題用紙を置き、パソコンのカメラが子供の手元と問題をうつすように角度を調整します。
横から画面にうつっている映像を少し確認しながらパソコンを閉じ気味にするだけなので難しいことはなく、小学4年生の末っ子も自分で対応できていました。
学習の時間はひとりの先生が見られるのは2〜3人程度のようです。
確かに、子供たちの画面を確認しながら見守るわけですから、パソコン越しだと本来は1対1でやりたいくらいではないかと思います。
でも先生方が上手にやっていらっしゃるそうで、同時に複数の子供たちの手元画面を見ながら、「〜〜ちゃん、3番の問題の答えが違うみたいだけど、答えは何になってる?」などと口頭でも子供たちに確認しながら学習をサポートしてくださっていました。
オンライン学習を受けてみた子供たちの様子
子供に操作の仕方の説明はしますが、子供が自分でできることはまかせているので、近くにいるもののずっと見ているわけではありません。
でも、画面から聞こえてくる先生の言葉を信じるのであれば、どうやら普段よりも集中して短時間で問題を解いているようです。
怖いお母さんがすぐ近くにいるから早く終わらせようと焦っているのかもしれません。笑
子供に聞いてもふつうにやっているだけだと言うので真意はわかりませんが、確かにそれなりのスピードで問題を解いていたので、全体の時間は短いながらも集中して学習できているようでした。
上の子にも感想を聞いてみたところ、教室と違って先生が同時に見る子供の数が少なく、普段だったら見てもらっていないところまで丁寧に見てもらえるからやりやすい、とのこと。
通常の教室だと問題を解いている時間は子供たちが自分で進めていますが、オンラインの場合はその時間も先生が様子を見ていてくれるので、緊張感もある代わりに、間違ったり迷ったりしたときにすぐに声をかけてもらえるのが良いようです。
オンライン学習での注意点
えー、まず部屋のそうじですね。笑
我が家の場合はオンライン学習だけでなく、フリースクールのオンラインスクールもあるので、部屋のごちゃごちゃが見えるのが恥ずかしいということで、パソコンを置く位置など気をつけています。
また、我が家だと思ってつい大きい声で子供たちに声をかえていたところ、後日上の子から「公文をオンラインでやってるときは結構声が聞こえているからほんとに気をつけて」とおしかりを受けました。
「ごはんできたよー!」
とか大声で言ってる場合じゃなかった。笑
逆に、私が仕事をしている時間に末っ子のオンライン学習を横でやらせた際には、こちらのオンラインミーティングに先生の声が丸聞こえで、仕事がとてもとてもやりづらかったです。
他にも本当は音声が聞き取りやすいようにイヤホンやヘッドセットなどがあると集中してできるのかもしれません。
我が家だと私がオンラインミーティングやオンラインの勉強会でヘッドセットを使っているので、それを子供たちにも使わせてみようかと思ったのですが、小学生たちはちょっと恥ずかしいそうで断られました。
誰も見てないときには喜んでつけて遊んでいるのですが、それを公文の先生に見られるのは恥ずかしかったようです。
まとめ
はじめに「試験的にオンラインでやります」と言われたときには、何を用意したら良いんだろうと不安だったのですが、やってみたらとても簡単でした。
ただ、我が家はノートパソコンが複数台あったので困らなかったのですが、タブレットはあるけどパソコンは普段使ってない、というようなおうちだと、パソコンの場合とはまた少し違う工夫が必要になるかもしれません。
そろそろ少しずつ外出できるようになりそうですので、オンラインでの対応がいつまで続くのかわかりませんが、これを機に仕事も学校も習い事も、もっとオンラインを活用していってくれたらいいなと個人的には思います。
オンラインでの学習ツールや端末などももっと増えていってくれたら、学校が苦手なうちの2番目さんも生きていきやすくなるかなと期待しています。
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