公立小学校よりもフリースクールを選ぶ理由

フリースクールを選ぶ理由

2019年の終わりくらいに、うちの子はフリースクールに通い始めました。

いろいろな考え方がありますし、子供の不登校のきっかけもさまざま。

私も自分の考えだけが正しいとは思いませんが、この2年半いろいろなことを考える時間はあったので、頭の整理がてら書きます。

同じような悩みを持つ方の参考になる部分があれば幸いです。


学校よりフリースクールのほうが良い?

学校のほうが良い!フリースクールのほうが良い!と簡単に言い切れる問題でないことは、フリースクールを検討したことのある保護者の方ならわかっていただけるでしょうか。

それでも私は、我が子が過ごす場所としてフリースクールを選びました。

それは、学校側の対応に不満があるということではなくて、うちの子はたまたま、今通っている公立小学校よりも、バスで通える範囲にあったフリースクールのほうが向いていると感じたからです。

具体的にいうと、うちの子の場合はコミュニケーションに課題があると考えており、その課題に対する対処の仕方が、学校よりもフリースクールのほうが合っているように思えました。

学校という場所は、ひとりの先生が何十人もの子供たちに対応してくださる場所です。うちの子の場合は、本人の課題がなかなかわかりづらく、意思表示がヘタなので、親から見ても誤解されることがあるように見えます。

その誤解を自分で解くことができれば良いのですが、表現が苦手で言葉や態度で自然なかたちで相手に伝えることができません。

伝えられない、伝わらないストレスが高まって、ある日急に泣いたり動かなくなったり、不満を訴え始めたりします。

昨日まで黙っていた子が急に苦情を訴え始めたときに、その真意を読み取るって結構難しいことだと思います。

私は親なので、うちの子の弱さや苦しさ、ずるさもある程度はわかりますが、他人である先生にも同じようにそれを感じ取れといういうのは難しいだろうと思います。

一言でいうと、扱いづらい子なんです。うちの子。w

そんな子に対してフリースクールが「適切な対応」をしてくれるという保証があるわけではありません。

でもフリースクールの方たちとお話して、彼らは先生でもなく療育の専門家でもないけれど、俗に言う「扱いづらい子」たちを相手にしてきた経験値がとっても高いのだなと思いました。

そしてうちの子の場合は、そういう対応に慣れている大人や子供たちと一緒に過ごす時間が、良い学びになるのではないかと考えました。

子供の不登校に対する学校の対応

フリースクールを決めるまで、学校にもたくさんお世話になりましたし、フリースクールを決めてからもいろいろ相談させていただきました。

可能な範囲で良いのでフリースクールと学校の先生で情報交換しつつ進めていただきたい旨をお伝えしたところ、通級の先生がいろいろ対応してくださいました。

学校が苦手になり始めた頃までさかのぼって考えると、担任の先生だけでなく、他の先生方や通級の先生、校長先生にも面談のお時間をいただきました。

中には「お子さんの状態は学校ではなくおうちに問題がある」という内容のことを大変遠回しに言ってくる先生もいましたが(笑)、私はそんなことは当たり前だと思っていました。

うちの子の問題なんだからそりゃ親や家族に責任があるし、誰よりも本人の問題です。むしろ、学校に責任があると思っているわけではないのになーと思ったくらいでした。

ソーシャルスキルトレーニング(SST)をすすめていただき、それを受けるためには通級に通う必要があり、教育委員会からは「医療機関との連携をとる」ことを条件に通級が開始しました。

それ以外にも、担任の先生にはたくさんお手数おかけしたと思いますし、通級の先生にも何度も面談や相談のお時間をいただきました。

養護の先生には日々保健室で過ごす時間をいただいて、担任の先生と一緒にうちの子が教室に入れるようにお話を聞いていただいたり、励ましながら教室まで送っていただいたりとお世話になりました。

学校が嫌いな子の親である私にとってきつかったこと

そんな日々を数年続けていく中、「すみっこでも良いから学校の中に置いておいてほしい」というのが私の願いでした。

学校に責任があると思っているわけではないし、特に何かをしてほしいとか、もっと何かを改善して欲しいという要望があるわけでもありませんでした。

「生活があるので私は仕事をやめるわけにはいかない。子供をひとりきりで家に置いておくわけにもいかない。学校の中に置いていただけるだけで良いんです。」

それをお伝えすると担任の先生から「そうはいってもお子さんをひとりで置いておくわけにはいきませんので」という回答がありました。

もちろんそれはそうです。学校は子供を預かっている責任が生じてしまうので、ほったらかしにできないのはわかります。

でも私はこの言葉を言われるたびに、ネガティブな気持ちでそれに続く言葉を想像して、家で何度も泣きました。

「お子さんをひとりで置いておくわけにはいきませんので

ひとりで置いておくわけにはいきませんので、ご家庭でなんとかしてください。

ひとりで置いておくわけにはいきませんので、お母さんがなんとかしてください。

いつもそう言われているような気がして、私がなんとかするしかないと感じて、自分の無力さに落ち込みました。

フリースクールの考え方で共感した部分

小学校の先生方がいろいろ考えて対応をしてくださっても、家でどんなに励ましても、毎日できるだけ面白い話を用意してテンションを上げながら(私がw)学校に送っていっても、うちの子がつらそうなのは改善しませんでした。

フリースクールに相談に行って話を聞くと、最初に「僕たちは学校に行く必要はないと思っています」というお話がありました。

毎日学校に行きたくないという言う我が子。でも勉強が嫌いなわけではないから宿題はちゃんとやるし、チャレンジタッチで自ら勉強もする。それでも毎日、毎朝つらそうで、学校がいやだと言う。

そんなに苦しい思いをしてまで、学校は通う必要のある場所なのか。

その思いは私の中に常にありました。もしかしたら学校って通わなくても良いんじゃないかな? 通わずに、罪悪感を感じずに、前向きに、行きていく道もあるんじゃないか。

でも義務教育の間に学校にちゃんと行かなかったら高校に入れないかもしれない。高校は通信に行くとしても大学に行けなかったらまともな会社には入れないかもしれない。

そもそもコミュニケーションがヘタなのにまともに働いて生きていけるようになるだろうか。

いろいろな迷いは、今も私の中にあります。ぐるぐる考えてしまってつらくなる日もあります。

フリースクールに通うことを選択した理由

私が目指していることは、自分の子供たちが最終的に「自分の力で生きていけるようになること」です。

生きていく過程ではいくつもの選択肢があり、どうやって対応していくかは人間ごと、そのタイミングごとに違っていると思います。

学校大嫌いなうちの子に今必要なのは、コミュニケーションの学習だと思います。本当は学校嫌いな2番目さんだけでなく、上の子や下の子にも学んでほしいくらいです。笑

幸い勉強が嫌いなわけではないので小学校や中学校の人並み程度の勉強であれば自主学習でフォローできます。フォロー仕切れなければ塾やオンライン学習の選択肢も今はたくさんあります。

でもコミュニケーションの勉強ができる場所はなかなかありません。いろいろなひとの話を聞いて、その貴重なコミュニケーションの学習ができる場所がフリースクールだと考えました。

フリースクールの先生方(とは言わないようです。スタッフの方という言い方が良いのかな?)にもきっとお手数おかけすると思いますが、他にはない学びがあるように感じています。

なんらかの理由でふつうの学校に通うことが難しい子供たちと、そういう子たちへの対応を考え続けてきたフリースクールの方たちに囲まれて、本人なりに学んでいってくれればと思います。

まとめ

まだ頭の整理ができていないのか、自分でも上手にまとまってないなぁと思いながら書きました。わかりづらかったらごめんなさい。

このblog全体がそうですが、基本は個人的な考えですので、これが正しいというわけではありません。

そのおうち、そのお子さん、そのお子さんの保護者の方たちに合うものは、それぞれ違っているのが当たり前だと思います。

私は一時、すごくすごく悩んで、日々しょんぼりして過ごすこともありました。そんな時にネットでたくさん調べて、参考になる意見を集めました。

自分と同じような感じでいろいろな意見を集める方たちに、ほんの少しでも参考にしていただける部分があれば良いなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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