100マス計算で計算力をきたえる!というのは一番上の子が小さいときから聞いていましたが、実際には算数が苦手な1番目はマス計算に全然食いつきませんでした。笑
確かに100マス計算ってパッと見のハードルがちょっと高いんですよね。
でも、同じ1枚のプリントの中でもすごくたくさんの計算ができるのと、簡単な計算問題をたくさん解くことは計算力アップにはとても効果的。
子供にとってムリのないボリュームから学習をすすめ、習慣化することで自然と計算力をアップできたら良いなと思います。
今回は、小学1年生や未就学児でもできるマス計算についてまとめました。
まずは10マス計算でやり方を覚えてもらう
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マス計算のルールはとても簡単。タテとヨコの列にある数日を足していくだけです。
考え方を単純にするために、まずはタテの欄には数字がひとつしかないマス計算をつくりました。横に並んだ数字を足していくだけです。
100マス計算はもう見た目からしてハードルが高い!というお子さんや、小さいお子さんには、まずは10マスの計算から始めて、マス計算自体に慣れてもらうのが良いと思います。
10マスならすごく簡単に解けるので、1日1枚から始めれば大きな負担にならずにすすめられると思います。
今回は1枚のプリントに5段の10マス計算を並べていますので、算数が苦手なお子さんの場合には、1日1段ずつこつこつ解いていくのもアリだと思います。
問題を解いたタイムを記入する欄をつけてありますので、1枚単位で解けるようになったら、ストップウォッチや時計でタイムをはかってあげるのも良いかと思います。
もしお子さんにとってタイムをはかることがプレッシャーになってしまうようならタイムをはかる必要はありません。
マス計算のような単純な計算は繰り返し何度もやることが効果的なので、日々同じプリントでも大丈夫ですので、その日のタイムを書いてあげると、「昨日より早く解けた!」という体験がモチベーションアップにつながる可能性があります。
タテとヨコで足していく!16マス計算
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10マス計算でやり方を覚えたら、タテとヨコで足していく、本来のかたちのマス計算をやってみると良いかと思います。^ ^
ここでも、いきなり100マスに挑戦しちゃうのはハードルが高いかと思いますので、タテ4マス/ヨコ4マスの16マス計算からやってみましょう。
もう一桁減らした9マス計算も良いんだけど、10マス計算ができるならそれは簡単すぎちゃうと思いますので、今回は16マスをご用意しました。
こちらも、1枚すべてをいっぺんに解こうとして飽きてしまうようなら、1日に16マス計算をひとつずつやってみるという方法でも良いと思います。
少しずつでもコツコツ続けることが大切ですので、お子さんのムリのない範囲でやってみてくださいね。
おすすめの学習時間は、朝起きてごはんを食べる前に1枚だけ(あるいは16マスだけ、などお子さんのペースに合わせて)やってみるのが良いと思います。
夕方や夜にやろうとすると、小学生ならどうしても宿題もあるため、疲れてしまって習慣化できないと思うからです。
16マスに慣れたら25マス計算/36マス計算に挑戦!
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次はまたちょっと増えた25マスと36マスです。36マスあたりになると、マス計算らしい見た目になってくるなぁと個人的には思います。^ ^
毎日同じ問題でも良いのでこつこつ解いてもらって、タテヨコが1段ずつそっと増やしたら、お子さんによってはマスが増えていることに気づかないかも…。<うちの子です!笑
もし途中でお子さんが嫌になってしまうようでしたら、問題数の少ないものに戻ってやり直すのも良いと思います。
まず第一は続けること。無理せずにできる範囲で、でもこつこつと続けていくことが重要かと思います。
プリントしたものを何枚か置いておいて、本人がそこから取り出して、1日に1枚ずつでもやれるような状態にすると、保護者の負担も減るかと思います。
学習することに対してごほうびを与えるという考えには賛否両論あるかと思いますが、個人的には、◯日以上続けられたら何かちょっとしたごほうび、というのは悪くないと思っています。
ただ、ごほうびに頼ると、結局ごほうびがなくてはやらない、という状態になりかねないので注意が必要です。
保護者にとってもお子さんにとっても負担にならない程度で続けていただけたらと思います。
まとめ
マス計算初心者のお子さん向けのコンテンツとして無料ダウンロードできる問題プリントを制作しました。
できるだけやりやすいようにつくったつもりですので、試してみていただけるとうれしいです!
単純な足し算や引き算の計算スピードがあると、今後学習が進んでからが楽になると思いますので、小学1年生のうちに、あるいは低学年のうちに、しっかりとした計算力をつけてほしいと思います。
子供たちに楽しみながら学習してもらえたらうれしいです。
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