こんな効果があるなんて!小学生のうちに読書習慣をつけるメリット

図書館の本棚-小学生の読書の効果

小学生の子に読書の習慣をつけることが大切!って話を聞くけど、実際のところはどんな効果があるの? そもそも「読書が大切」って本当にそうなの? 学校の勉強してたほうが良いんじゃないの〜?

そんなふうにお考えの方に、「小学生に読書習慣をつけることの効果」について、学習に関わる考えをお伝えさせていただきます。^ ^

小学生に読書の習慣をつけるコツを知りたい方はこちらの記事をご連絡ください。

できる小学生の新常識!読書習慣をつけるための5つのコツ


読書の習慣をつけることで国語力がアップ!

これはもうみなさん聞いたことがあると思いますのでさくっとお話しますが、読書がお子さんの国語力をアップさせます。

具体的にいうと、読書の習慣があることで、文章を読み、それを理解することに慣れていきます。読解力が上がるわけですね。

この読解力は国語の学習には大変重要です。また、たくさんの文章に触れれば自然と語彙も増えますので、それも国語力のアップにつながります。

他にも、「その本が読みたい」という気持ちから「わからない言葉の意味」に興味を持つこともありますし、読めない漢字について大人に質問することも増えます。

辞書で調べることがえきるようになれば、大人に確認せずに自分でどんどん読みたい本を読んでいくので、国語力も、それ以外の本から得られる知識も上がります。

国語だけじゃない!読書はすべての学習の基礎になる

読解力が大切なのは国語だけでなく、すべての科目につながります。教科書もテストの問題も日本語で書かれているわけですから、これを読み解いて理解する力=読解力です。

よく聞くのが、計算はできるのに文章問題の意味が理解できずに問題が解けないという小学生の話です。この場合不足しているのは計算力ではなく国語力、読解力です。

理科や社会の場合も、当たり前ですが問題の意味が理解できなければ答えを導き出すことはできません。

また、英語を学ぶ場合には、さらに国語力が必要になります。英訳や和訳をする際に、英語の単語の意味はわかっていても、国語力がないとその組み立てができないために苦戦することになります。

すべての学習の基礎となる部分に国語力、読解力があり、それを伸ばすには読書が大変有効です。

「知りたい」という気持ちを刺激してくれる読書

小学生ともなると、自分の興味がある本を選んで読もうとします。

就学前でも自分で本を読むのが好きな子もいますし、好きな本はあるけど文字を読むのが上手にできない未就学児の場合は、ママに読み聞かせをせがんだりします。

知りたいことや興味があることについて「経験する」ことはとても大切ですが、実際に経験することが難しい事柄についても本を読むことで学べます。

例えば、宇宙に行くことはできないけど、宇宙についての本や図鑑がありますし、自分の住む地域にはいない生き物について書かれている本や、別の国のことについて教えてくれる本もあります。

ひとつのことを本から知る。そしてそれに関連したことをさらに知りたいと思う。そういうサイクルができると、小学生くらいの子が本から得られる情報はどんどんふくらんでいきます。

そしてこの「知りたいことを読書から知る」という経験が、「自分が行動することで新しい情報を得る」ということにつながるのだと思います。

今の小学生は知りたいことがあればインターネットで検索するということはもちろん知っています。でもインターネットの情報は小学生向きにはつくられていません。

小学生の子が知りたいと思ったことを、小学生にちょうど良いレベルでまとめてある本のほうが、スムーズに知識を吸収できるのです。

より読書の効果を上げるにはアウトプットが重要!

読書の効果のお話からつながるのですが、本から得られた知識をさらに活かすことについてお伝えしたいと思います。^ ^

人間が新しい知識を手に入れて、それをより活かしていくためには、それまでに自分が得た他の知識と組み合わせたり、得た知識を活かせる箇所を見つけたりすることが必要になります。

本から得た知識を自分の中で、他のものと組み合わせられるくらいにしっかり消化できたとき、「読んだ」が「理解した」になります。

その、「知識の消化」に役立つのがアウトプットです。

読書はインプットです。インターネットから知識を得ることも、遊びの中でいろんな経験をすることも、インプットです。

「インプットする時」と、「それをもとにアウトプットしようとする時」、脳は別の働きをしています。ただインプットしただけの状態から、アウトプットすることにより、知識を自分の中にしっかりと定着させることができます。

このアウトプットで一番手軽なものが、「話す」だと思います。
小学生のお子さんと、最近読んだ本について話をすることで、ママが子供のことを知れるだけでなく、お子さんの頭の中に本の知識を染み込ませる効果があるのです。

知識の定着化は生きている限りずっと必要!

新しいことを知り、それを自分の中に定着させ、自分の生活や仕事に活かしていく。このサイクルは人間が生きている限り繰り返されます。

その、初めの部分、インプットの部分をスムーズに行っていくための簡単な方法が「読書」です。

本を読むことを小学生のうちに習慣化させることが、これからの人生でずっと続く、知識のインプット作業をスムーズにしてくれます。

また、できるだけ早い段階、小学生のうちから本を読む習慣ができれば、限りある人生の時間の中で、積み重ねられた読書の総量だって違ってきます。

それは、インプットの先にある知識の定着化だったり、他の知識と組み合わせて新しいことを生み出す力の強化につながる効果があります。

まとめ

小学生にとっての読書の効果についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

小学生にとっての読書は「国語力アップ」で終わらずに、生きていくにあたってすごく大きな意味のあることです。

本は、「何かの専門家」が「専門知識を丁寧に整理」することによってできあがった産物です。その産物を、私たちは紙をパラパラめくって眺めるだけで手に入れることができる。

何かを学ぶことは大人になってもずっと続きます。読書が効果的なのは、小学生に対してだけでなく、大人にとってもそうですよね。

今回は学習に関わる視点から見た「小学生に読書習慣をつけることの効果」をまとめてみましたが、本を読むことの効果は他にもいろいろあると思います。感情を豊かにしたり、情緒を安定させたり。自信をつけることにもつながっていると思います。

私自身も自分の人生の楽しみをより深めるために読書の習慣を続けたいと思いますし、小学生の子供たちにも、彼ら自身の人生のためにいろんな本に触れてほしいと思っています。^ ^

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