高学年だともう遅い! 学習習慣は小学校低学年から定着させてください。
高学年になると自分の意思もはっきりしていますし、反抗期も手伝って、お子さんによっては親の言うことをなかなか聞いてくれない場合があります。
その点、小学校低学年であれば、多少の文句は言いつつも、ママがつくったルールに従ってくれます。
ただ「やりなさい!」と言っても難しいと思いますが、大人が一緒にやってあげることで学習習慣が出来上がっていきます。
忙しい家事やお仕事の合間に、少しの時間でできる、学習習慣を定着させるコツを3つご紹介します。
1. 毎日たったの10分!学習する時間を決めてやる

小学校低学年の子供に長時間の学習はなかなかハードルが高いものです。お子さんの性格によっては、長時間学習ができる子もいますが、まずは学習習慣をつくることが目的ですので短い時間で大丈夫。
- 朝起きて身支度を整えたら、10分間だけ。
- 学校から帰ってきておやつを食べた後の10分間だけ。
- 夜ごはんを食べる前の10分間だけ。
こんな感じで、「いつやるか」を決めて実行するという学習習慣をつくっていくのが良いと思います。
我が家の場合は、3番目が小学校に上がる前は、朝起きたらすぐに勉強するという習慣にしていました。就学前くらいの小さい子だと素直なので学習習慣がつくりやすかったです。
ただ、就学前の時期は学習習慣よりも外で元気に遊ぶことのほうがこころの発達において重要だと思いますので、ムリに学習習慣をつくる必要はないかもしれません。
我が家の3番目は発達に遅れがありましたので、そのフォローのためにやっていました。このあたりのお話はまた別の機会にお伝えします。^ ^
2. 学習机じゃなくてOK!ママから見える場所で一緒に学習
学習机があるなら使うのは良いと思いますが、ひとりで子供部屋で勉強をするというのはさみしいというお子さんが多いのではないでしょうか。
学習机でなくても大丈夫。ダイニングテーブルやリビングに机を置いて、ママから見える場所でやるようにすると良いと思います。
キッチンから見える場所であれば、子供が他のものに気をとられたりした際に早めに声かけできるので、より良いです。
ママ友のお宅では、子供が小学校低学年の間、子供部屋があるにも関わらずわざわざリビングの横の和室に子供の学習机を置いていました。
キッチンやリビングで家事をしているママから見える場所で勉強をする、という学習習慣がその子にはぴったり合っていたようで、わからないことをママに聞いたりしながら学習していたそうです。
3. 時間の切り替えの練習!テレビやゲームも時間を決めて
自宅で勉強のことばかり考えているはずはなく、子供たちにとっては遊びの時間も重要です。
自宅での学習習慣をつくっていく際に、ついつい子供たちの気持ちが脱線してしまうものとしては、テレビやゲームやパソコン、タブレット等のインターネット通信機器などだと思います。
それらで遊ぶことも子供の人間関係の中で大切だったりもしますが、無制限にやっていて良いというものでもありません。
一切やらせない!というおうちもありますが、時間を決めてやらせる分には悪いことばかりでもないと思います。
1日のうちの◯分だけはゲームの時間。それが終わったら気持ちを切り替えて自宅学習の時間。というふうに、気持ちを切り替えて学習習慣を定着させる練習と考えて、テレビやゲームも活用していってはいかがでしょうか。
我が家では子供用にキッチンタイマーを用意して、1日のうち決まった時間だけはゲームやインターネットをしても良いというルールにしています。
また、その場合は、学校の宿題が終わってからでないとダメ、という決まりなので、ゲームがしたいがためにがんばって自ら先に宿題を終わらせていたりします。^ ^
まとめ
小学校低学年の子供なら、学校から帰ってきたらまず外で元気に遊んできてもらうというのも健康的だと思います。
運動をすることによって、夜の眠りの質を上げるという効果があります。よく眠って、朝は日の光をしっかりあびて起きるという習慣ができると、日中眠くなることも減りますので、必要なときにしっかり集中する力がついていきます。
そして、良いバイオリズムをつくると同時に、しっかりとした学習習慣を身につけてくれたら安心だなと思います。
私自身、仕事を始めてから子供の学習習慣が以前よりもゆらいでしまった部分があります。小学校低学年の子に「自分だけで勉強しなさい」と言っても難しいからです。
今までは一緒にやる時間をしっかり確保してやっていたのがとても大きかったのだなと改めて思いました。
子供の学習習慣が定着するまでは、私も時間をつくって子供たちによりそって一緒に勉強できたらと思います。^ ^
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