無料で始めるソーシャルスキルトレーニング|お金をかけずにできること

ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、ざっくり言うと、他人とのコミュニケーションを円滑にするためのトレーニングです。

ソーシャルスキルトレーニングの概要についてもう少し知りたい方は、下記の記事も参考になさってください。

どんな子供に必要?ソーシャルスキルトレーニングの内容と効果

今回は、ソーシャルスキルトレーニングの中でも、手軽にできるもの、無料で始められるものに焦点を当ててみました。おうちの遊びに取り入れてみてはいかがでしょうか。


遊びの中でソーシャルスキルをのばそう!親子で一緒にSST

まず手軽なのは語彙を増やすための遊びだと思います。道具を使わずにできる言葉遊びは、手軽ですし無料でいつでもどこでもできますよね。

未就学児も交えてできそうな遊びだと、しりとりやなぞなぞがあるかと思います。

また、読みきかせも、子供の語彙を増やしたり、絵本の中の登場人物の気持ちを想像することがソーシャルスキルをのばすことにつながるのではないかと思います。

我が家の末っ子は小学校に上がる前は発達がゆっくりで療育を受けていたこともあります。その経験の中でもよく出てきたことですが、読み聞かせには本当にいろいろな効果があって、むしろやることのマイナスが思い浮かばないくらいです。

何をして良いかわからない場合はとりあえず子供と一緒に読み聞かせの時間を持つと良いかと思います。

語彙を増やすだけじゃない!想像力も刺激する言葉遊び

コミュニケーションに課題がある子の場合、表現することが難しいのではないかと思います。

うちの子について言うと、本も好きで結構読んでいるのでそれなりに表現するのは上手なほうかと思うのですが、完璧さを求めてしまうのか、自分の表現に自信が持てない場合になかなか自分を出せないようです。

語彙が少ないというわけでもないのでどうしたら良いのかわからなかったのですが自分の持つ語彙を活かせない以上、それを使っても大丈夫だという経験を積むためにコミュニケーションをしていくしかないのではないかと思います。

なので、想像力を刺激するような言葉遊びがちょうど良いのではないかと思いました。

これなーんだ?言葉の条件に合うものをさがそう

うちで実際にやってみたのは、想像で答えを当てるクイズです。

「ふわふわしてあったかいよ〜」
「かわいいよ〜」
「にんじんとかはっぱを食べるよ〜」(ここで上の子たちは正解)
「耳が長いよ〜」(ここで末っ子も正解)

答えは「うさぎ」です。^ ^

こんなふうに、何かを想像しながらそれに当てはまる特徴を述べていって、それがなんなのか当ててもらいます。

正解することが問題ではなく、いろいろと想像することが重要なので、うちのように兄弟姉妹がいる場合は競争にならないように気をつけながら行うと良いのではないでしょうか。

やり方がわかったら、子供たちにも出題者になってもらいます。

私の個人的な感想だと、この遊びは答える側になるよりも、問題を出すときのほうが子供のソーシャルスキルをのばすには良い機会なのではないかと思いました。

答えの条件にそっている言葉で、すぐに答えられてしまわないような表現をさがすのは、なかなか良いトレーニングなのではないかと思います。

単語のカテゴリーを学ぶ!質問クイズ

単語当てクイズも良いと思います。上のクイズに似ていますが、こちらは答えの出し方が違います。

なんでも良いのである単語を決めて、それを紙に書きます。たとえば「いちご」と書いたとします。それに対して、子供からひとつずつ質問をしてもらいます。

「大きいですか?小さいですか?」と聞かれたら、いちごなので「小さいです」と答えます。

「生きものですか?」と聞かれたら、「生き物ではありません」となります。

そうしてひとつずつ丁寧に質問してもらって、答える側も、ひとつずつ丁寧に答えていきます。これによって、質問の仕方も学ぶことになります。

答えにたどり着いたら終わりです。

もし子供が競争が好きな子なら、「5つの質問で答えられたらあなたの勝ちね」などのルールをつくっても良いと思います。

我が家の場合は子供たちの間で競争させると誰かが泣いて終わることになるので(笑)、子供間の競争ではなく、大人対子供の競争にして遊びました。

その他の無料でできる語彙を増やす遊び

この他、複数の単語の共通点をさがしたり、言葉の反対語を答えていく遊びなども想像力を働かせながら語彙を増やすには効果的だそうです。

それと、これはまだ試していないのですが、動作のイラストを用意して、それを並べ、動作を言って、それに該当するイラストをさがしてもらう、カルタのような遊びも効果的だそうです。

我が家の場合は一番上の子がお絵描きが好きなので、このイラスト作成からうちでやってみたいなと思っています。

ソーシャルスキルトレーニング(SST)には、よく絵カードというイラストが書かれたカードが使われるのですが、これを購入しようとするとそれなりのお値段がしますので、楽しみながらイラストを用意するところからできれば、無料で始められるだけでなく、絵画表現の勉強にもなるかなと期待しています。

絵カードの代わりにマンガやイラストを使って想像してみよう!

前の項目でも触れましたが、ソーシャルスキルトレーニングでは絵カードというものを利用することが多いそうです。

絵カードをどう使うかというと、そこに描かれているイラストがどんな状況なのか、イラスト中の人の気持ちはどんなものかなどを話し合ったり、そのイラストで表現された状況についてロールプレイを行ったりするとのこと。

下にあるのがamazonで取り扱われている絵カードです。リンクを貼ってありますのでそこを見ていただくとわかるかと思いますが、ただのイラストカードかと思っていたらなかなかのお値段。笑

なんとかこういうものを買わずに、無料でトレーニングできたらいいなと思っちゃうのは、私だけではないと思います。

絵カード

このような絵カードの使い方を本で知ったときに、まず私が思ったのは、絵本やイラストがあれば子供との対話で学んでいくことはできるのではないか、ということです。

極端かもしれませんが、マンガだって良いと思います。

泣いている女の子と、不機嫌そうな表情の男の子がいるマンガのカットがあるとしたら、その女の子は何があって泣いているのか、男の子が不機嫌そうなのは、怒っているのか困っているのか、そういったことを話し合っていくだけでも十分にソーシャルスキルトレーニングになるのではないかと思います。

まとめ

今回は、「無料でできるソーシャルスキルトレーニング(SST)」についてまとめてみましたが、参考にしていただけるものはあったでしょうか?

我が家の子供に伸ばしてほしいスキルが、対話やコミュニケーションに関わる部分だったので、今回はそれに近いものをご紹介することになりましたが、本で調べてみたところ、今回ご紹介したようなものではなく、お友達と関わる遊びをするだけでも、ソーシャルスキルをのばすことにつながるという記述もありました。

「おいかけっこ」や「だるまさんころんだ」や「はないちもんめ」なども十分ソーシャルスキルを伸ばしていける遊びなのではないかと思います。

私がソーシャルスキルのことを勉強するに至ったのは、小学生の子供の不登校対策の一環でしたが、調べていくと、このスキルが不足している子は、世の中に結構たくさんいるんじゃないかと思いました。

そもそも療育を受ける子と、健常児の間には、グレーゾーンと呼ばれる子がたくさんいて、療育を受けている子よりもむしろグレーゾーンに属する子のほうが、ケアを受けない分だけ後々課題が見つかったりして対応に時間がかかるという話は聞きます。

私の素人判断はざっくりしすぎかもしれませんが、療育を受ける子たちだけでなく、グレーゾーンまで含めたほぼすべての子は、ソーシャルスキルトレーニングを重ねることでなんらかのプラスがあるんじゃないかと思うほど、重要なスキルだと思います。

「よしトレーニングするぞ!」と張り切ってやるのもステキですが、何気ない遊びを子供と一緒にすることで、少しずつ経験を積み重ねていけると思います。

気負いすぎずに、生活の中や遊びの中で、ソーシャルスキルトレーニングをしていけたら良いですよね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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